以前、よくお声をかけていただいた前川さん(仮名)。
この夏、交通事故に遭い、お亡くなりになられました。
ご夫婦二人お住まいだった頃をよく憶えているのですが、その後、ご長男家族と同居され、その頃から、あまりお声がかからなくなりました。
それでも町で顔を見かけると、挨拶だけはしていました。
まさかこのようなことになるとは。
前川さんのご近所のお得意様に仕事で出向いた際、事故のお話をうかがいました。
早朝、ゴミを出しに行くのに、県道の横断歩道ではない所を、いつも歩いて渡られるとのことでした。
そういえば、現場は、クルマの交通が多い割に、横断歩道までは遠い場所です。
お得意様の森田さん(仮名)のお話では、ご近所にはご高齢の女性お一人暮らしの方が多く、反対隣りの方も、県道を渡ってゴミを捨てに行かれるとのことでした。
前川さんは、その後(お声がかからなくなってから)、ご主人もお亡くなりになられ、さらに長男さんご家族も新築され、引っ越しされたそうです。
そんな矢先だっただけに、なおさら…。
ニュースで事故を知り、お取引履歴を振り返ってみました。
あぁ、そういえば、こんなご依頼で、訪問したなぁ~と、懐かしく思い出されます。
いつも朗らかな方でした。
あらためて、いつも行き来する慣れた街も、高齢者には危険で、不便な場所も場面もあると痛感しました。
心より、お悔やみ申し上げます。