2018年5月17日木曜日

即日対応、臨機応変 ~テレビが映らないとの相談で~


 久しぶりにお声がかかったMさん。

 「でんきやさん、お久しぶりです。実は、テレビが映らなくて。」

 

 訪問すると、アンテナが倒れていました。

 お久しぶりだったその理由(わけ)は。

 ご高齢のMさん、その後、施設に入られ…。

 

 (屋根馬がサビサビで粉々に)

 コールは、Mさんのご長女、Hさんからでした。

 その日にコールを受け、その日に訪問、それもあり得るのがまちのでんきやです。

 

 アンテナが倒れているのですから、映らないのも無理はありません。

 修復するといくらになりますと御見積を提示しましたが。

 Hさん「もうここにはほとんどいませんから…。」

 

 ふだんは横浜に住まわれているHさん。

 たまに空気の入れ替えにご実家に帰られるだけ。

 BSが映るので、どうしても地デジまで観たいということは。

 
 
 それなら、満額、修繕費を払うのはいかがなものかと。

 まちのでんきや「では、こうしましょうか」。

 

  今は使っていないという電気引き込み用のポールを見つけ、そこにUHFのアンテナだけを移動しました。

 まちのでんきや「室内アンテナよりはマシでしょう。」

 

 幸い、どうにか地デジは映りました。

 これでよければという条件で、最初の御見積金額の3分の1以下で。

 
 
 ホントはこんな仕事は邪道です。

 屋根にアンテナがかかっているので、積雪があると、不具合が生じる可能性が大。

 

 高さが足りないこともあり、受信レベルは今一つ。

 Hさん「いいわ、その時はその時。」

 杓子定規ではなく、時には臨機応変に。

 1カ月に一度帰省されるかどうかのためなら、じゅうぶんと。

 柔軟な対応ができるのが、まちのでんきやです。