お得意様の持田さん(仮名)。
携帯電話にコールが。
持田さん「でんきやさん?ウチの冷蔵庫、娘がそろそろ買ったらどう?でんきやさんに相談してみなさいって…。」

まちのでんきや「冷蔵庫ですか?後で廻りますね。」
その日、約束の時間に訪問するも、持田さんはお留守のようで(後で確認して、チャイムが聞こえなかったということがわかりました)。
翌日は日曜、休日で、ブログ担当、所用で県外にいました。

持田さんから何回も携帯電話にコールが。
どうしても電話に出られず、留守録を確認すると、
『今日(日曜日)、午後1時にこられるというから、待っていたんですけど、もう3時になってるのに…まだこられないのでしょうか?』

『えぇ?!今日訪問するなんて、約束してないんだけどなぁ~』
後で電話すると、持田さん「あら、約束してなかったかしら(笑)。」
翌日、月曜、持田さん宅を訪問しました。
すると、約束の時間に持田さんは不在でした。
何度かチャイムを押し、待っていると、
持田さん(外出先から帰られ)「あぁ~でんきやさん、お会いできてよかったわ。」

持田さん「よくきてくださいました、テレビ診てください。」
まちのでんきや「えぇ?!持田さん、冷蔵庫ですよね。」
持田さん「あ、そうやった、冷蔵庫、娘がそろそろ買えというもので…では、見てください。」
まちのでんきや「持田さん、この冷蔵庫、11年経ってますけど、よく冷えてますよ。」

持田さん「あら、ホント、娘がそろそろ買ったら?っていうもので。」
まちのでんきや「持田さん、この『使わない』『入れない』ってなんですか?」
持田さん「それは、娘が書いて貼ったものです。」
そこは、自動製氷でできた氷が落ちる場所のようでした。
推測ですが、氷を使わないのに、氷を作り、給水タンクが空になると、また給水して、氷が溢れるほどできてしまい、しまいには扉が開かなくなる。
だから、使わない、入れない…というところでしょうか。

もしかして、時々帰省されるご長女が、冷蔵庫の使い方で注意をされるので、それを買い替えなさいと勘違いされ、相談の電話をされたのかもしれません。
普通なら、まだよく冷えている、11年ぐらいご使用の冷蔵庫なら、積極的には買い替えを促されないことでしょう。
まちのでんきや「娘さんに私から連絡しましょうか?」
持田さん「いえいえ、私から話しておきます。」
できれば、連絡先をおしえていただきたかったのですが…。
このお話、まだ続きそうです(また後日に)。