2018年10月11日木曜日

『娘が冷蔵庫を買い替えなさいというもので…』


 お得意様の持田さん(仮名)。

 携帯電話にコールが。

 持田さん「でんきやさん?ウチの冷蔵庫、娘がそろそろ買ったらどう?でんきやさんに相談してみなさいって…。」

 


 まちのでんきや「冷蔵庫ですか?後で廻りますね。」

 その日、約束の時間に訪問するも、持田さんはお留守のようで(後で確認して、チャイムが聞こえなかったということがわかりました)。

 翌日は日曜、休日で、ブログ担当、所用で県外にいました。

  

 持田さんから何回も携帯電話にコールが。

 どうしても電話に出られず、留守録を確認すると、

 『今日(日曜日)、午後1時にこられるというから、待っていたんですけど、もう3時になってるのに…まだこられないのでしょうか?』

 

 『えぇ?!今日訪問するなんて、約束してないんだけどなぁ~

 後で電話すると、持田さん「あら、約束してなかったかしら(笑)。」

 翌日、月曜、持田さん宅を訪問しました。

 すると、約束の時間に持田さんは不在でした。

 何度かチャイムを押し、待っていると、

 持田さん(外出先から帰られ)「あぁ~でんきやさん、お会いできてよかったわ。」

 

 持田さん「よくきてくださいました、テレビ診てください。」

 まちのでんきや「えぇ?!持田さん、冷蔵庫ですよね。

 持田さん「あ、そうやった、冷蔵庫、娘がそろそろ買えというもので…では、見てください。」

 まちのでんきや「持田さん、この冷蔵庫、11年経ってますけど、よく冷えてますよ。」

 

 持田さん「あら、ホント、娘がそろそろ買ったら?っていうもので。」

 まちのでんきや「持田さん、この『使わない』『入れない』ってなんですか?」

 持田さん「それは、娘が書いて貼ったものです。」

 そこは、自動製氷でできた氷が落ちる場所のようでした。

 推測ですが、氷を使わないのに、氷を作り、給水タンクが空になると、また給水して、氷が溢れるほどできてしまい、しまいには扉が開かなくなる。

 だから、使わない、入れない…というところでしょうか。

 

 もしかして、時々帰省されるご長女が、冷蔵庫の使い方で注意をされるので、それを買い替えなさいと勘違いされ、相談の電話をされたのかもしれません。

 普通なら、まだよく冷えている、11年ぐらいご使用の冷蔵庫なら、積極的には買い替えを促されないことでしょう。

 まちのでんきや「娘さんに私から連絡しましょうか?」

 持田さん「いえいえ、私から話しておきます。」

 できれば、連絡先をおしえていただきたかったのですが…。

 このお話、まだ続きそうです(また後日に)。