2019年11月28日木曜日

石油ストーブ・石油ファンヒーターの死亡事故5年で57人!


 NITE(製品評価技術基盤機構)が、こんな報道発表を。

 石油ストーブ・石油ファンヒーターの事故、5年間で57人死亡~給油時は、最新の注意を払いましょう~(NITEのサイトより)

 
 (NITEのサイト・PDFより)

 (サイトより抜粋)気温が下がり、ストーブなどの暖房器具を使用する機会が増えて(中略)NITEでは、これら暖房器具の事故の多くが火災に至り、死亡や重症につながることから注意喚起します。

 5年間にNITEに通知のあった製品事故情報では、暖房器具の事故は、10月から増え始め計965件(中略)そのうち火災事故が75%(726件)を占めています。

 (中略)人的被害の発生状況をみると、死亡事故は92件(108人)発生(中略)死亡事故では60歳以上が73%(79人)を占めています。

 

 ファイル(PDF)では、火災事故の事例を紹介し、注意喚起しています。

 たとえば、2016年2月、石油ストーブのカートリッジタンクのキャップを斜めに閉めていたため、灯油がこぼれ、その拭き取りが不十分なまま点火、灯油に引火、火災死亡事故につながったというケースなど。

 また、石油ストーブの上で洗濯物を干していたが、落下し、引火、火災死亡事故に至ったケースも。

 
 
 安価で手軽な石油燃焼系暖房器具ですが、取り扱いを誤ると重大事故につながります。

 細心の注意を払ったご使用に心げけましょう。

 NITEさんのサイト、製品安全について、情報を紹介しています。

 ぜひ、ご一読を。

 万一、不備、不明な点がありましたら、お近くのまちのでんきやさんへご一報ください^^